院長挨拶

 

 札幌東徳洲会病院は1986年2月に開設され、36周年を迎えました。札幌市東区において325床の高度急性期病院として、救急をはじめとする様々な疾病の治療に取り組んでいます。

 2020年初頭から始まったコロナ禍は丸2年もの間、世界を大きく揺るがしています。この間、日本人のみならず世界中の人々の生活が変化し、失われたものも多い2年であったと思います。一方、この2年間私たちが病気と戦った結果、その終息へ向けて光明が差してきていることも事実です。ワクチンが普及し、治療薬が開発され、以前は必ず入院を余儀なくされていた病気が外来通院で完治することも多くなったのは人間の叡智(えいち)が結集した成果であり、それは世界が一致団結した結果であるとも言えるのでしょう。

 100年前に世界で流行した「スペイン風邪」(現在のインフルエンザ)は日本では人口の約4割(約2500万人)が罹患しました。そのときは第1波から第3波まであり、約3年の経過で終息しています。現在の新型コロナ感染者累計は600万人であり、日本は特にマスクと手洗いの文化が定着したことがスペイン風邪の時代とは異なり感染拡大を防いでいるという見方ができるかもしれません。いずれにしても私たちはこれからもこの病気と向き合い、最終的には新型コロナウイルスに勝たなければいけないのです。

 一方、病気は新型コロナ感染症だけではありません。心臓発作、がん、脳卒中、骨折などほんとうに多くの病気があります。病気は時期を待ってくれませんから、コロナ禍とは無関係に体調に悩み、病院へいらっしゃる患者さまが大勢いることを私たちは肝に銘じて診療にあたっています。

 札幌東徳洲会病院の理念は「生命だけは平等だ」を基本として、「生命を安心して預けられる病院」「健康と生活を守る病院」を掲げています。病院長として、新型コロナ感染症のみならずあらゆる病気に対して患者さまと真摯に向き合うことを全職員に指示しています。さまざま不安の多い世の中ではありますが、常に患者さまに寄り添った医療を行うこと、地域の皆さまの頼れる存在であるように職員一同、努力を重ねてまいります。これからも札幌東徳洲会病院をどうぞよろしくお願いいたします。

 

2022年4月  病院長  太田智之

院長挨拶2022.jpg
院長の経歴
平成2(1990)年3月 旭川医科大学医学部 卒業
平成2(1990)年4月~ 旭川医科大学附属病院第3内科に勤務
平成3(1991)年4月~ 旭川厚生病院消化器科に勤務
平成6(1994)年4月~ 小林病院(北見)内科に勤務
平成7(1995)年4月~ 石橋胃腸病院 副院長として勤務
平成9(1997)年5月~ 旭川厚生病院消化器科 医長として勤務
平成15(2003)年10月~ 札幌東徳洲会病院 消化器科部長として勤務

平成18(2006)年9月~

札幌東徳洲会病院 副院長
平成28(2016)年11月~ 札幌東徳洲会病院 院長へ就任

 

​​