11月1日は「いい医療の日」

広報誌すこやかVol.221でご紹介している「いい医療の日」は、より良い医療のあり方について国民と医師が共に考えながら、更なる国民医療の向上に寄与していくことを目的に、日本医師会の設立記念日である11月1日を語呂合わせにより2017年に制定されました。

この日を機会に、ご自身やご家族の健康について考えてみませんか?ここでは、紙面でお伝えしきれなかった情報を、週に1度更新予定です。

 

予防接種を受けましょう

予防接種は、重篤な病にかからないための防衛手段であり、感染拡大防止にもつながります。また、病にかかってしまった場合にも、重症化を予防できるメリットがあります。ここでは、お子さんだけでなく、大人の方でも不足している可能性のあるワクチンについてご紹介します。

健診・検診を受けましょう

健康診断はご自身の身体の状態をよく知る目安になり、日ごろの生活を見直す良い機会です。今年はまだ受けていないという方は、会社の健康診断や市町村が行う健診をぜひ一度受診してみましょう。

また、年代や性別、生活スタイルによって健康のリスクは変わります。より詳しく調べたいという方は、がん検診や人間ドックがおすすめです。当院の健診センターでも完全予約制で各種承っています。検査内容や料金等の詳細は、下記をご覧ください。

医療機関を受診してみましょう

忙しさを理由に、検査結果をほったらかしにしていませんか?検査は病気の早期発見や早期治療につながる有用なものです。特定保健指導の対象であったり、再検査が必要との結果が出ている場合は、そのままにせず、医療機関を受診してみましょう。

生活のスタイルを見直してみましょう

一汁三菜を基本とする和食は栄養バランスのとりやすい食事とされています。

偏った食事や喫煙、過度の飲酒といった不規則な生活を送っていると、生活習慣病等の病気になる可能性が高まります。ぜひ一度、ご自身の生活を振り返り、まずは毎日の食事から見直してみませんか?

認知症について考えてみましょう

認知症は決して珍しい疾患ではありません。

身近な方が認知症と診断されたら、ご家族のみならず、周囲の方々のサポートが必要です。住み慣れた場所で安心して暮らし続けるための1つの事例として、北欧、スウェーデンで実践されている、「オムソーリ」と呼ばれるケアについてご紹介します。

最後について考える機会を

「人生会議」という言葉を知っていますか?

もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて、前もって考え、繰り返し話し合い、共有する取組のことを指します。

元気なときだからこそ、年齢を問わず、最期について考える機会を持ちませんか?

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