<最終更新:2021年11月11日>
忙しさを理由に、検査結果をほったらかしにしていませんか?検査は病気の早期発見や早期治療につながる有用なものです。特定保健指導の対象であったり、再検査が必要との結果が出ている場合は、そのままにせず、医療機関を受診してみましょう。
コロナ禍で受診を控えている方が増えているそうです。
病気が治ってしまって、受診をする必要が無くなった方には差し支えないこととはいえ、
急に病気が良くなる方ばかりではありません。
特に生活習慣病とされる糖尿病や高脂質血症などは薬を内服しているだけでは本当に治療効果がでているのか判断できないことがあります。
定期的に検査をしながら薬の量を調整したりすることが重要になってくるのです。
健康診断を受けることも同様に重要です。
健康な方は自分の身体がどのような状態にあるのかを知る唯一の手段です。
人は年齢を重ねるごとに身体の状態が変化していきます。
「若い」うちは問題が起きなくても、年齢を重ねると異常がでてくる可能性が高くなりますが、
「若い」うちというのが何歳までなのか?というのは人それぞれですので健康だと思えていても健康診断は定期的に受けることが重要になります。
健康診断を受けることは当然自分のためですが、もしかすると、あなたの大切な誰かやあなたを大切に思う誰かを安心させることができる手段でもあります。
通院を躊躇っている方、健康診断をしばらく受けていない方、自分は健康だと思う方、思い当たる方はこれを機会に診察や健康診断を受けてみませんか?
病院受診や健康診断を受けられた後の検査結果はどうされていますか?
検査結果を受け取ったら、各項目で何が分かり、数値が高い、あるいは低い場合にどのようなリスクがあるのかを知ることが大切です。また、結果は一定期間保存し、数値を比較することで、身体の変化に気付くことができます。
検査値の読み方の基本についての医療講座を開催予定です。お時間が合えばぜひ受講ください。