- HOME
- 若手救急医インタビュー
- サッカー
- ゴルフ
- スキー
- 日本酒
- 将棋
- 旅
- 渡米
Don't be afraid of failure. This is the way to succeed. by LeBron James
- 出身地
- 東京都
- 最終学歴
- 北海道大学
- 入職
- 2020年4月1日
- 2018年4月1日国家公務員共済組合連合会斗南病院 臨床研修医
-
高校の時の入院がきっかけで医者を志すことに
高校生の頃に急性虫垂炎で初めての手術を受けた際、サッカーの大事な大会の出場を諦めなければならず、とても悔しい思いをしましたが、医師をはじめ、他の医療スタッフの優しい対応に助けられました。この時のことがとても印象に残っており、私も将来同じようなケアが出来る医師を目指したいと思いました。
-
全人的に診れるジェネラリストに憧れて
循環器とかにも興味はあったのですが一つの臓器に絞り切れなくて、やっぱり全人的に患者を診ることのできるジェネラリストになりたいということ、そして、人が死に直面しているところから助けられる「救急医療」にやりがいがあると思い、救急科医師を目指すようになりました。
-
症例が私の背中を押してくれました
若い男性が心筋梗塞後に心停止の状態で搬送されてきたとき、上級医の先生が「絶対に社会復帰させるぞ」と言って蘇生を行っていた姿がかっこよくて印象に残っています。その患者さんは実際に蘇生に成功し、自分で歩いて退院され、その姿は私の救急医になる決意を新たにさせてくれました。
-
救急科医師としての難しさ
救急患者の対応は、短い時間で患者の状況を理解し、検査治療を選択する必要があります。自分はまだまだ未熟なので判断に迷う時もあれば分からないことも多く、もっと勉強して深い知識や経験を持つことが必要だと感じます。また、シフトによっては上級医が不在で私が外来のトップになることもあり、研修医に指示を出したりするのも自分なので、そこには難しさも感じますしプレッシャーも大きいです。
-
患者さんのベストが何かを考え抜く
判断に迷った際は、患者さんにとって何がベストかを常に考えるようにしています。医者の考えるベストと患者さんが考えるベストは必ずしも一致するわけではないので、検査や治療の内容をしっかりと説明して、患者さんがどういう方向に進みたいのかという治療方針を一緒に作っていくのがベストだと思っています。
-
若手も積極的に発言できる人間関係の良さが成長を後押し
救急科ではカンファレンスなどでも若手が積極的に発言できる雰囲気があり、上下の垣根はなく活発に議論することができます。上の先生も優しい先生が多く、日常的にもよく気にかけてくれていると感じます。いい職場でトレーニングできていると実感しています。
-
初療から最後まで全て経験できる研修プログラムが魅力
経験が豊富で指導的な上級医が多く在籍しており、日々多くの事を学びながら仕事が出来ます。また、ERだけでなく、集中治療室、一般病棟の入院ベッドも救急科として持っており、集中治療や一般病棟の管理も学ぶ事ができます。患者さんが運ばれてきてから退院するまでの経過全てを見ることができる研修プログラムなので経験の幅が広がります。
自分が初療した患者さんが、集中治療室に入り、一般病棟へ移り、そして、退院となる姿を見るのは医者としても人としても感慨深いものがあり、救急を志して良かったと思う瞬間です。 -
見学のポイント
救急外来に興味がある人も、集中治療や病棟管理に興味がある人も、ぼんやりと救急に興味がある人も、当院は全部やっているので見どころがいっぱいあります。一回は見学しておくべきだと思います。また、科に迷っている人も、救急の能力というのはどの科でもある程度必要だと思うので”とりあえず救急”という見学スタイルも全然ありだと思います。当院であれば救急から集中治療、病床管理まで全てを見ることができるので進路選択に絶対に役立ちます。