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Emergency Physician
若手救急医インタビュー
01Interview
若手救急医インタビュー
救急センター 医師
合田 祥悟
Shogo Goda
私を構成するキーワード
  • 仕事好き
  • お酒好き
  • 旅行好き
  • 写真好き
座右の銘・好きな言葉

Done is better than perfect

出身地
北海道
最終学歴
島根大学卒業
入職
平成27年4月
卒後の経歴
  • 平成27年4月札幌東徳洲会病院 初期研修 開始
  • 平成29年3月札幌東徳洲会病院 初期研修 修了
  • 平成29年4月札幌東徳洲会病院 救急集中治療センター 後期研修 開始
  • 平成29年7月市立札幌病院 救命救急センター(研修) 開始
  • 平成30年3月市立札幌病院 救命救急センター(研修) 修了
  • 令和元年7月産業医科大学産業医学基礎研修会夏季集中講座 修了
  • 令和2年3月札幌東徳洲会病院 救急集中治療センター 後期研修 修了
  • 令和2年4月札幌東徳洲会病院 救急集中治療センター 所属
Interview
インタビュー
  • 医師を目指したきっかけは小学校の時に読んだマンガ

    小学校の時にブラックジャックを読んで純粋に「かっこいい!」と思ったのが医師を目指す一番初めのきっかけです。ちょっと幼稚に思われるかもしれませんが私の医者仲間にも意外と同じ人いますね。(笑)
    たまたま、私の父がマンガを買ってきたんですよね。あとは、どれだけ影響しているかは分かりませんが母親が看護師をしているというのはあります。本格的には高校くらいから医者を目指そうと思い始め、予備校時代も含めて結構本気で勉強しました。きっかけはマンガですが小学校の時に抱いた医者への憧れが、やはり一番の原動力でしたね。ちなみに、親には「二浪はきついから今度ダメだったら他の道を目指せよ」とプレッシャーをかけられていたのも大きかったと思います。(笑)

  • 救急という命の現場で、目の前の患者さんを救うことが私の使命

    最も命が危ないのは初療の救急から集中治療のところです。そのラインを担って、目の前の患者さんを救うということが一番の使命であり、救急科医師としての醍醐味であると感じています。
    また、患者さんの言っていることと病態は必ずしも一致しないので、常にトライ&エラーですが自分の考えを持って治療にあたり、”患者を死なせない”という使命感で仕事ができるというのは非常にやりがいがあります。

  • 印象に残っている症例

    一番は30代くらいの若い女性で膠原病を患っている患者さんが呼吸の悪い状態で運ばれてきて、人工呼吸器もつけて危ない状態だったんですが一命を取りとめ、時間はかかりましたけど幸い自分で歩いて退院できて、外来でフォローできるくらいまで回復したという症例がありました。それで、小学5年生の男の子だったと思うんですけど子どもさんから手紙をもらいまして。書いてあった言葉が「お母さんを死なせないでくれてありがとう」だったんです。症例自体も印象に残っていますが手紙をもらったことで、自分の仕事に対する責任の重さを改めて痛感しましたね。

  • 今後の理想像

    救急は初療なので診断をつける役割が大きいのですが、その後ろで集中的に医療介入して治療を行う集中治療までを担えるようになるのが私の目指すところです。特に重症患者さんに対して的確な治療が施せるようになることは、初療においても意義のあることだと思います。

  • 最低でも1日1つ、患者さんに良いことを

    主に慢性期や一般病床の患者さんは、日々コツコツとリハビリに取り組むのが治療だったりすると、やっぱり精神面的なフォローが重要だったりするんです。何が響くかは分からないですが私たち医療者もコツコツと積み重ねて、少しでも患者さんにいい影響となる取り組みを日々考えるのが大切だと思っています。

  • 職員同士誰でも良好なコミュニケーションが取れる職場

    スタッフ同士の垣根もなく会話ができますね。大きな病院になると隣の科は違うビルのようだったりするが当院は全くそんなことはなく他科の先生でも上の先生でも気軽になんでも聞けますね。救急科ももちろんコミュニケーションは取りやすい雰囲気です。やはり、自分の科のことは自分の科の先生に教えてもらうことが一番なので、そこは大切にしています。

  • 当院では三次医療機関を含めて研修ができるのがメリット

    1年間ここで二次救急を経験して、ある程度できるようになったら市立札幌病院や札幌医大病院など連携している病院に行って三次救急の現場で研修を受けることができます。
    当院はいわゆる2.5次と言われる病院で、当院で見切れないということは次は三次ということになります。私も初期研修の時なんかは三次に送ってたんですけど、その患者さんが最終的にどうなるのかが分からないんですよね。どういう治療を受けてどう良くなったのか、もしくはどう悪くなったのか、私たちの治療が適切だったのかが分からないんです。でも、三次の現場を見ることで、”答え”が分かるので、二次の現場でつながりを意識した治療方針を立てることができるようになることが大きなメリットです。
    また、二次も三次も経験することで自分に向いているのはどちらなのかということも考えられるようになるので、偏りなく研修が受けられる当院のプログラムは魅力的だと思います。

  • 見学のポイント

    ドクター同士だけではなく他のスタッフとコミュニケーションが取れてるかというのがポイントです。実際一番長く患者さんのことを見ているのは看護師なんですよね。ご家族がどんな風に接してたかとかどんな会話をしていたとかを私たちは教えてもらう側なんです。
    治療方針はもちろん医師が決めますけど、実際の治療、看護となると私たちがメインではなくなっていくんですね。その時に多職種間でコミュニケーションが取れていないと患者さんの実態と治療が乖離してきてしまうんです。それは看護師だけでなく、リハビリスタッフや検査技師など全ての関わる人たちとの連携がうまくいっているかどうかが大切で。しっかり、職員間の会話が成り立って意思疎通ができているかどうかをご覧ください。

Message
研修医へのメッセージ
当院、札幌東徳洲会病院は、今後一緒に当院を盛り上げてくれる、若手の先生を募集しています。 救急だけではなく、災害医療、集中治療管理、IVR-CT/HERSなど幅広い経験をする事ができます。 北の大地、北海道 札幌市で一緒に盛り上げましょう。是非見学にきてください。